アド・アストラ(9/20〜公開中)

見終わった後、しばらく放心状態で、エンドロールをぼんやり眺めていました。

まるで宇宙から帰還した飛行士のように(あくまでも想像)。

 

 

「明日、東京に出張行ってくれる?」くらいの感じで

「あなたは月へ向かって」と言われちゃうような、今より少し先の未来のお話。

「月へ向かって」と言われたのは、宇宙飛行士のロイ(ブラッド・ピット)。

偉大なる宇宙飛行士だった父は、地球外知的生命の探索に命をかけ、

太陽系の彼方で消息を絶っていました。

その父にまつわる極秘ミッションに、ロイが関わっていきます。

 

 

どんな極限状態でも、心拍数が80を超えることがない冷静沈着なロイ。

いつも心を穏やかに保つように自らを律しているロイ、

そして無限に広がる宇宙、

とにかく静寂に吸い込まれそうな映画です。

 

 

でも、その静けさの奥深くに

髪をかきむしりたくなるような葛藤や、怒り、苦しみがグッと押さえつけられている。

そんなブラッドピットの、マグマを押さえ込んだような表情がとても印象的でした。

 

 

父と息子、自らと愛する誰か、

人と人との親密な関係性を見つめ直す映画でもあり、

今の最新技術で描かれた宇宙の圧倒的な孤独や恐怖を描いたSFでもあり、

一人の男が困難に立ち向かう中で変化していく様を描いた作品でもあります。

 

 

IMAXで観て欲しい!!

ちょっと値段は上がるけど、映像と音と、その音が作り出す振動が

ものすごい臨場感を醸し出してくれます。

 

公式サイトはこちら。