魔女のスープ?

関西から帰ってきて翌日、私が向かったのは

地元の野菜がいっぱい売られているマーケット。

沖縄で本州の食材を買うと、輸送費がかかるため

お値段が少々割高になります。

その点、沖縄県産の野菜だとお値段もリーズナブルで

何と言ってもフレッシュ!

その日に採れたお野菜を買うことができるのはありがたい〜。

 

 

そんな地元の野菜売り場には、

関西ではお目にかかることのないお野菜たちも並んでいます。

少しずつ島の暮らしに慣れていきたいので

私にとっては未知なる島野菜も毎回買うことにしています。

 

 

今回の未知なる食材は「ハンダマ」

島野菜が売られている売り場には、たいていポップが掲げられ

そのお野菜の説明や、お料理方法が書いてあるので

とても助かります。

 

ハンダマは、春菊のような風味が特徴で

栄養価としては鉄分が豊富と書かれています。

私、子供の頃から貧血体質なのです(頑丈なのに、なぜか貧血)。

貧血のせいで、献血を断られたことも数回・・・。

だから、鉄分はいつもかなり意識しております。

 

よし!今回はハンダマにトライだ!と

勢い込んで買いました。

 

お店のポップには「おひたしや、汁物」が美味しいよとの表記。

おひたしかぁ・・・。

要するに春菊のおひたしってことだよね?

うちの娘のテンション、あんまり上がらなさそうだなぁ。

 

じゃあ、汁物にしてみよう!と

お味噌汁の具材にしてみることにしました。

しめじがたっぷりあったので、しめじとハンダマのお味噌汁に決定。

 

シメジをお湯に入れて、そのあと、ハンダマの葉っぱを入れて・・・。

 

 

ん???

 

色が!色が!

 

 

 

 

実は、ハンダマってこんなお野菜なのです。

 

葉っぱの表面はグリーン、そして裏側は鮮やかな赤紫。

この赤紫がお湯に溶け込んで、

しめじがピンクに染まってきたではありませんか!!

 

しかし、ここまで作ってしまったからには

仕上げるしかない!

お味噌をそっと溶かしていきます。

赤紫のお湯にお味噌が溶け込み、

ピンクの味噌汁になってしまいました〜!!!

 

 

恐る恐る味見してみたら、

普通に美味しいお味噌汁やーーん。

ハンダマは「春菊みたい」と書いてありましたが、

口に入れてもそれほどの癖はない感じ。

最後の方にふわっと春菊のようなほのかな苦みや風味が

感じられるだけで、春菊より薄め。

思ったより癖が少なく食べやすそうです。

家族は爆笑しながら食べてくれました。

 

 

しかし、ハンダマのお味噌汁はもうやめておこう。

この色は、魔女のスープみたいじゃないか。

大きなお鍋をかき混ぜながら魔女がグツグツ煮込むやつ。

それ飲んだら、カエルとかに変身しちゃうスープ。。。

 

 

でも、ハンダマの栄養は素晴らしいようです。

この赤紫にはポリフェノールや鉄分がいっぱいで

昔から「血液をきれいにしてくれる野菜」として

「血の葉」とも言われているんだとか。

さらには目にもいいアントシアニンもたっぷり。

βカロテンも豊富です。抗酸化作用も期待できます!

いいことだらけじゃないですかー!

沖縄の伝統野菜として、親しまれている存在なのにも納得です。

 

その後色々調べたところ、

ハンダマは比較的育てやすいお野菜なので

たくさん作れるし、農薬などもいらないとのこと。

水のたっぷりあるところを好むので、

昔は井戸の周りにたくさん植えられていたのだとか。

 

ちなみに沖縄以外でも

石川県では金時草、熊本県ではスイゼンジナなどと

呼ばれているお野菜だそうです。

 

ハンダマ、次はおひたしにして、醤油とシークワーサーで

味付けしてみようかな。

 

コタニマミコの島野菜の冒険はまだまだ続く・・・。