卒業式シーズンですね。
今年はコロナウィルスの影響で、保護者や在校生の参加できない
卒業式も多く、寂しい思いをしている方も多いと思います。
うちの娘はインターナショナルスクールに通い始めたので
卒業シーズンは夏。
でも一応、籍は地元の小学校に置いているので
地元の小学校の卒業式には参加する予定です。
沖縄で車を運転していると、最近よく見かけるのが立て看板。
「卒業式での花束などの贈り物は禁止します ○○中学校」
というようなことが書かれています。
それと、この時期お買い物に行くとあちこちで
お菓子で作られたレイが売られています。
何に使うのだろう?と思っていたら、
これは卒業生へのプレゼントとして使われるのだとか。
沖縄では卒業生に、家族や友人からお菓子のレイや花束を
プレゼントするという風習があるらしく、
そのためのレイなんだそうです。
ただ、花束やレイをもらえる子もいれば、
もらえない子もいるので、禁止する学校が増えたのだとか。
なるほど、それであの立て看板なのかと納得しました。
そして先日、量販店のレジでこんな表示を見つけました。
未成年者への小麦粉の販売自粛?
中学校卒業式まで?
?????
はい。早速調べました。
沖縄の卒業式には「メリケン粉投げ」という伝統?があるんですって。
卒業生たちが大量の小麦粉を投げ合って、
全身雪まみれのように、真っ白けになっちゃうという・・・。
最近は自粛や禁止するところも増えたため
随分減ったようですが、
今でも時々行われているところがあるそうです。
数十年前は小麦粉に加えて卵まで投げていて、
制服が大変なことになっていたなんて話も。
お好み焼き作るんじゃないんだから!
勿体無い!
粉もん文化の関西人としては、もやっとするぞ。
しかも後片付けを想像したら、大変そうで震える・・・。
でも実は後片付け以外にも問題があって、
小麦粉を買う代金を卒業生が後輩から集めたり、
ひどい時は小麦粉代名目でカツアゲしちゃったり、
という時代もあったんだとか。
ヒー。そりゃあかんわ。
というわけで、沖縄暮らしも半年近くなってきましたが、
いまだにびっくりすることがいっぱいです。
コロナウィルスで大変なことになっている時期ですし、
とにかく、無事に卒業式を迎えられることだけ祈っています。