季節のご挨拶

12月も気づけば後半に突入です。

私が沖縄に引越して、丸2ヶ月が経とうとしています。

 

沖縄に来てから、色々な国の方、また色々な国に住んだことのある方と

お話する機会が少しずつ増えています。

 

そんな方々と最近こんなご挨拶が繰り返されます。

「あなたのお家ではクリスマスのお祝いはするの?」

 

 

宗教的な色は全くないけど、クリスマスが好きな人が多いから

子供のいる家にサンタが毎年来るよという方、

クリスチャンじゃないから全く祝わないというお国の方、

もちろん教会に行ってクリスマスの夜は家族で過ごすという方など

様々な回答が出てきて面白いです。

 

うちは「基本的にはユダヤのハヌカをお祝いするのだけど、

日本っぽいクリスマス(宗教色ゼロ)っぽい過ごし方はするかな」

という答えをしています。

 

そんな会話の中、私が1番面白いなと思ったのは

「私はソ連で育った」という方のお話。

彼女が子供の頃のソ連では、政教分離が厳しかったので

クリスマスを表立ってお祝いすることは禁じられていたとのこと。

だから、「Father Frost」(いわば、「霜のおっさん」)という名前の

おっちゃんがお正月にやってきてプレゼントをくれるという形で

冬を盛り上げていたのよ、というお話。

見た目もサンタさんそっくり。

霜のおっさんの衣装はブルーですが、

白いひげもサンタやんかーっていう出で立ち。

霜のおっさん、いや、Father Frost

 

 

沖縄のあったかいクリスマスも、私にとっては不思議なのですが、

世界各地のクリスマス事情もいろいろ聞けて、

楽しいクリスマスシーズンです。

 

 

そんな中、今日はクリスマスクッキング教室へ行ってきました。

美味しいクリスマスチキン(パプリカ添え)に、

野菜出汁たっぷりのスープ、

クリスマスデコレーションのパンケーキ、

というメニューを作ってきました。

パプリカをクッキー型でくりぬいたり、

野菜出汁のスープに加える卵にパルメザンチーズを入れたり、

「なるほど!」と思うアイデアも色々教わりました。

チキンの皮がパリパリで、しっかり中まで味がしみていて、とても美味しかったです!これは早速家で試そう。

 

 

 

とまぁ、クリスマス気分いっぱいの投稿をしましたが、

私は明日20日からクリスマスイブまで関西で過ごします!

今回は、素敵なクリスマスパーティーの司会&

専門用語満載のナレーション収録のお仕事を兼ねての帰還です。

関西でお会いする方、どうぞよろしくお願いします!

 

そして、皆様、素敵なクリスマスを♡

魔女のスープ?

関西から帰ってきて翌日、私が向かったのは

地元の野菜がいっぱい売られているマーケット。

沖縄で本州の食材を買うと、輸送費がかかるため

お値段が少々割高になります。

その点、沖縄県産の野菜だとお値段もリーズナブルで

何と言ってもフレッシュ!

その日に採れたお野菜を買うことができるのはありがたい〜。

 

 

そんな地元の野菜売り場には、

関西ではお目にかかることのないお野菜たちも並んでいます。

少しずつ島の暮らしに慣れていきたいので

私にとっては未知なる島野菜も毎回買うことにしています。

 

 

今回の未知なる食材は「ハンダマ」

島野菜が売られている売り場には、たいていポップが掲げられ

そのお野菜の説明や、お料理方法が書いてあるので

とても助かります。

 

ハンダマは、春菊のような風味が特徴で

栄養価としては鉄分が豊富と書かれています。

私、子供の頃から貧血体質なのです(頑丈なのに、なぜか貧血)。

貧血のせいで、献血を断られたことも数回・・・。

だから、鉄分はいつもかなり意識しております。

 

よし!今回はハンダマにトライだ!と

勢い込んで買いました。

 

お店のポップには「おひたしや、汁物」が美味しいよとの表記。

おひたしかぁ・・・。

要するに春菊のおひたしってことだよね?

うちの娘のテンション、あんまり上がらなさそうだなぁ。

 

じゃあ、汁物にしてみよう!と

お味噌汁の具材にしてみることにしました。

しめじがたっぷりあったので、しめじとハンダマのお味噌汁に決定。

 

シメジをお湯に入れて、そのあと、ハンダマの葉っぱを入れて・・・。

 

 

ん???

 

色が!色が!

 

 

 

 

実は、ハンダマってこんなお野菜なのです。

 

葉っぱの表面はグリーン、そして裏側は鮮やかな赤紫。

この赤紫がお湯に溶け込んで、

しめじがピンクに染まってきたではありませんか!!

 

しかし、ここまで作ってしまったからには

仕上げるしかない!

お味噌をそっと溶かしていきます。

赤紫のお湯にお味噌が溶け込み、

ピンクの味噌汁になってしまいました〜!!!

 

 

恐る恐る味見してみたら、

普通に美味しいお味噌汁やーーん。

ハンダマは「春菊みたい」と書いてありましたが、

口に入れてもそれほどの癖はない感じ。

最後の方にふわっと春菊のようなほのかな苦みや風味が

感じられるだけで、春菊より薄め。

思ったより癖が少なく食べやすそうです。

家族は爆笑しながら食べてくれました。

 

 

しかし、ハンダマのお味噌汁はもうやめておこう。

この色は、魔女のスープみたいじゃないか。

大きなお鍋をかき混ぜながら魔女がグツグツ煮込むやつ。

それ飲んだら、カエルとかに変身しちゃうスープ。。。

 

 

でも、ハンダマの栄養は素晴らしいようです。

この赤紫にはポリフェノールや鉄分がいっぱいで

昔から「血液をきれいにしてくれる野菜」として

「血の葉」とも言われているんだとか。

さらには目にもいいアントシアニンもたっぷり。

βカロテンも豊富です。抗酸化作用も期待できます!

いいことだらけじゃないですかー!

沖縄の伝統野菜として、親しまれている存在なのにも納得です。

 

その後色々調べたところ、

ハンダマは比較的育てやすいお野菜なので

たくさん作れるし、農薬などもいらないとのこと。

水のたっぷりあるところを好むので、

昔は井戸の周りにたくさん植えられていたのだとか。

 

ちなみに沖縄以外でも

石川県では金時草、熊本県ではスイゼンジナなどと

呼ばれているお野菜だそうです。

 

ハンダマ、次はおひたしにして、醤油とシークワーサーで

味付けしてみようかな。

 

コタニマミコの島野菜の冒険はまだまだ続く・・・。