高好感度男子

暑さのあまり投稿をサボっておりました。

と、クーラーの効いた部屋で書いている私の説得力ゼロ(笑)

 

とにかく暑いですね。

ご飯を作っているだけでも暑い。火を使うと、身体にこたえます。

夏場に揚げ物する人、尊敬します。

 

 

先日、夫は数日間の出張で家におらず、娘と2人で過ごしていた時のこと。

「ねーねー、今日がママと2人で過ごす最後の日だから、夜ご飯どこかに食べに行こうよ〜」と、猫なで声ですり寄ってくる娘。

暑いけど夜ご飯頑張って作るぞー!と思っていた私の気合いが、ゆるやかに溶けていってしまいました。悪魔のささやきやな、これ。そしてまんまとそのささやきに乗っかってしまった、意志の弱い私・・・。

 

「ただし、あなたは体操の試合も近づいているし、バレエのワークショップも6日連続で受けるんだから(今日もロシア人の先生からみっちり習っております)、あんまりいい加減な食事はさせたくない」と主張してみました。

 

そこで娘はアピールしてきました。

「バイキングに行こう!そこで私がいかに上手にバランスよく食べ物をチョイスするか見せるから」と。

 

 

はい。

結果から言いますと、娘の圧勝でした。

 

アスリートフードマイスター的視点から見ても、とてもバランスの良い選び方をしていました(腹ペコな娘はあっという間に食べ始めたので写真がなくてすいません)。

・生野菜のサラダ

・白身魚と蒸し野菜のイタリア風

・豆腐のバジルソース和え

・大根の煮物

・煮豆

・ナポリタンパス

・チーズダッカルビ

・きんぴらごぼう

・オレンジなどのフルーツ

 

といったチョイスで、カロリーも抑えめ、野菜やたんぱく質もしっかり取れて、牛乳・乳製品、果物というアスリートは特にしっかり摂った方がいい食材もきちんと選んでありました。

 

娘!よくできました!

自分の身体のことをしっかり考えているなと、私も嬉しくなりました。ドヤ顔の娘は、調子に乗った勢いで「デザート!」と言いながらフルーツにスプレーチョコを振りかけておりましたが(笑)ま、それくらいいいじゃん!

これだけはかろうじて写真に撮れました

 

そんな私たちのテーブルのすぐ近くに、中学生くらいの男の子たちが4人テーブルを囲んでいました。真っ黒に日焼けした細身の少年たち。明らかにスポーツをやっていそうなルックスです。「何のスポーツかな?水泳?サッカー?」とか、こっそり娘と話しながら見ていました(私の予想はサッカー部)。

 

彼らもそれぞれのお皿にバイキングを取りに行きました。

戻ってきた彼らのお皿を見て、娘の目が飛び出そうなくらいにまあるく見開きます。そして小声で「ママ!見て!炭水化物だらけ!!!」。

 

寿司

パスタ

チャーハン

焼きそば

フライドポテト

 

てんこもり〜!!!

 

というお皿がどーんと3枚テーブルに並んでいます。

「まぁ、彼らがサッカー選手で、さっき練習や試合が終わったとするならば、糖質をしっかり補給することは必要なんだけどね・・・」とフォローをしつつ、

やはり「野菜は?お肉は?果物は?」と思ってしまったのも事実。

 

きっと空腹のあまり、1皿目はとりあえずお腹にたまりそうな炭水化物中心に。

それでお腹が落ち着いたら、もう少しバランスを考えた野菜や、肉、魚を取りに行くのかもしれないなと思っていました。

しかし、彼らの2皿目も似たようなチョイス。炭水化物祭りは続く・・・。
あ、そこに鶏の唐揚げも加わっておりましたっけ。

 

でも、4人の男の子がいたのに、先ほど私は「お皿がどーんと3枚テーブルに並んでいます」と書いたのを、察しのいい読者の方なら覚えておられるかもしれません。

 

そう、4人中3人は炭水化物祭りに興じていたのですが、残りの1人がいたのです。4人でテーブルを離れてバイキングを取りに行き、最後にテーブルに戻ってきた少年。彼のお皿だけは違っていました。

 

ハンバーグにサラダ、白身魚と蒸し野菜のイタリア風(娘もお気に入りだった一品)、などなど、お野菜も肉も魚もしっかりバランス良く取ってあるではありませんか!

「あのお兄ちゃんだけ、すごくいい選び方しているね」と娘も気づきました。

周りの友達がフライドポテトを頬張っている横で、彼は美しいお箸の持ち方で、「うわ、この魚うまい!」とか言いながら大切に食べている様子でした。

 

 

なんか私、感動しちゃったんです。

 

彼らくらいの年の男の子ならば、大人の目のない場所でのバイキングで、自分が好きなものばかりをお腹いっぱい食べることって、すごく楽しいと思うんです。ある意味快感ですよね。炭水化物祭りをしていた3人の少年たちの気持ちも、十分理解できます。

 

だけど、おそらくスポーツをしているであろう様子(後で彼らがサッカーの話をしているのも聞こえてきました)から、体のこと、パフォーマンスのことを考えると、1食1食を大切に、何を食べるかを考える姿勢もすごく大切なはず。

よく、一流アスリートは「食事もトレーニングのうち」と言いますが、そこまでストイックでなくても、ある程度の食バランスを整えられる能力を、特にスポーツしている子供達には手に入れて欲しいと思います。

 

周りに流されず、自分が大事にしていることをちゃんと貫いているその少年の様子に、「いいもの見せてもらえたな」と、私までとても幸せな気持ちになりました。そして、彼はそういうバランスのいい食事を心から楽しんでいる様子だったことも、なんだか嬉しい光景でした。そしてその彼のチョイスをからかうでもなく、普通に接していた他の3人の男の子たち。彼らとの関係性の良さも、素敵だなと思いました。

 

あの少年は、きっとお家でも美味しいご飯をきちんと食べているんだろうな、そしてサッカーがうまくなりたいという気持ちをしっかり持っているんだろうなと感じました。その後、お代わりを取りに行った少年は、具材がたっぷりはいったお味噌汁も持ってきていました。本当に見ていて気持ちのいい食事をしている男の子でした。

 

そしてこれは、様々な要因が重なっていることなので一概に食だけが理由だとは言い切れないのですが、4人の中でその少年が他の3人よりも10センチ以上背が高く、体格もしっかりしていたのも印象的でした。あとの3人がドリンクバーでひたすらメロンソーダを飲んでいた一方で、その彼はお水を飲んでいたのも、よく覚えています。

 

 

食だけが全てではないけれど、やはり命を作るもの。

毎日体をコツコツと作り上げてくれるもの。

その生きる基礎をきちんと整えている様子だった少年は、とても魅力的に見えました。

 

さぁ、暑くてもバランスのいいご飯に!

もうすぐお腹を空かせてバレエのワークショップから帰ってくる娘のために、今からご飯の支度をします!

昆虫食(insect diet)に私もトライ?

先日、私が担当しているラジオ番組、FM COCOLO PACIFIC OASIS(月〜木11:00〜14:00)の中でお話した「昆虫食」。番組へのリスナーさんからのリアクションも多く、番組を聞いていた知人たちともその後「虫を食べること」について、熱く語り合う機会があったりもしました。

結構たくさんの人が昆虫食にご興味ある?

怖いもの見たさも含め??

なんてことを思いました。

 

アスリートフードマイスターとして昆虫食を考えると、タンパク質豊富、カロリー低め、ミネラルも豊富という昆虫食の特徴は、アスリートにも活用すべき食材だなと感じました。

 

というわけで、ここ「アス飯前!」でも昆虫食についての投稿をしてみようと思います。先日ラジオでお話した内容を復習しますので、聞いてくださっている方は内容ダブってしまってごめんなさいね。

 

日本に暮らしているとピンと来にくいかもしれませんが、世界ではどんどん人口が増えていて、今や世界の人口は75億人近く。世界中で1日に6000万人が無くなる一方で、1億3000万人が生まれます。つまり、1年で7000万人が増えています。1分に換算すると137人!

 

このペースだと2050年には世界の人口は90億人になると推定されています。ということは、それだけ食料が不足する恐れがあるということ。

 

今でも途上国で8億人以上が食糧が足りないのですが、どれだけ食糧を増産しても、2050年、世界人口が90億人になる頃は、5億人以上が食糧不足に悩まされ、さらには地球温暖化が進む可能性を考えると、食糧問題が今以上に深刻化することも指摘されています。

 

そんな中、2013年頃から取り組まれていたのが、昆虫食世界的な食糧問題の対策の1つとして役に立つ食材になるだろうと、国連食糧農業機関(FAO)が提唱したことで、昆虫食の注目が高まりました。

 

高タンパク、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で、たとえ、食糧用として養殖するとしても、豚や牛といった家畜動物よりも小さな土地や少ない餌で済みます。家畜動物そのものが発するCO2もバカにできない量なので、食材としての家畜と昆虫、100gあたりのタンパク質を得るのに発生するCO2の量が、虫の方がずっと少ないそうです。昆虫食は環境にも良いのですね。

 

世界では1900種類以上の虫が食用として扱われて、現在も20億人ほどの食生活の中で虫が食べられているのですが、もっと幅広く虫が食べられれば食糧問題対策としてかなり有効になりそうです。

 

そんな中、今年に入ってから、コオロギを原料とする食品を製造する、アメリカ・テキサス州の会社が、プロテインバーのメーカーを買収。また、カナダで全国展開している流通大手「ロブロウズ」が自社ブランドの中にコオロギの粉末を加えて、全国2000以上ある店舗で全国展開することになったそうです。

 

ちなみにカナダでは、数年前からバンクーバーでコオロギのピザとか、トロントでタランチュラの天ぷらを売る店が登場はしてきていたそうなんです。東南アジアでもタランチュラを焼いて食べたりするところもありますね(タランチュラは、カニ味噌風なんだとか。まぁ、見た目もどっちかというとカニですもんね)。

 

ということで、カナダではこのところ昆虫食のムーブメントがじわじわ来ていたのか、今年に入ってから、全国規模でコオロギの粉末が販売されることになりました。アメリカなどでも、体を鍛える人が食べるなどして、プロテインバーが人気なんですが、そのプロテインバーのタンパク質として昆虫が使われるケースが結構あるんだとか。

 

調べたところ、コオロギの粉末は、多く使うとナッツのような、マッシュルームのようなアーシーなテイストらしいのですが、少しだけ使うときはほとんど味も気にならないそうですよ。ヨーグルトに入れたり、小麦粉の代用品としてカレーに使ったり、おかし作りに使ったりできるそうです。

 

といったお話をラジオでしたんです。

(その他にも、カミキリムシの幼虫はトロみたいな味がするらしいとか、美味しいバッタは海老の味だとかも言いましたっけ)

 

で、ここまで話したのだし、私自身も興味がある昆虫食。

これは自らも体験してみるしかないんじゃないの??と思い始めました。

 

これまたラジオでもお話したのですが、子どもの頃「蜂の子」は食べたことがあるんです。うちの父が当時、商社の食品部門に勤めていまして、時々不思議な食べ物を持ち帰ってきていました。蜂の子は缶に入っていて、その缶がちょっと凹んでいたか何かで売り物にならなかったからだったと記憶しているのですが、味はうなぎっぽい美味しさだったような・・・。悪くなかったです。

 

でも昆虫食は、それ以来ご無沙汰。

 

せっかく2018年に昆虫食にトライするのなら、やはり今何かと注目のコオロギの粉末がいいのではないかと、さっそくメールオーダーでポチッとな。

 

すごいわ、アマゾンプライム。翌日には我が家のテーブルに!

 

クリケットパウダ、参上ーーーー!!

 

裏にはこんなパッケージ。

「原材料名 コオロギ」

まじりっけなしの100%!!

 

10gあたり

熱量 45kcal

タンパク質 6.0g

脂質 2.5g

炭水化物 1.0g(食物繊維0.8g、糖質0.2g)

食塩相当量 0.08g

オメガ3 64.8mg

オメガ6 6771mg

ビタミンB12 1.5μg

鉄分 0.64mg

カルシウム 22mg

 

タンパク質豊富ですねぇ。

そして、この表示、食物繊維や糖質まで書いてあって、親切だこと。さすがEU、アメリカ、カナダのオーガニック認証受けている、意識高い系昆虫食メーカー。

 

いよいよ開けました。

匂いはほんのちょっぴりしか感じられません。

あえて言うならちょっと土っぽい香り?

 

中身はこんなふう。

ココア?いや、これはコオロギを粉末に・・・キャーーー!!! ってなことは、あまり考えない方が良さそうです。

 

さぁ、どんなお味か!

 

近々、コオロギの粉末の食レポもUPします!!

COMING SOOOOON!

 

糖質制限について

前からずっと書こうと思っていた糖質制限について、今日は書いていこうと思います。実は昨年の11月、FM COCOLOのスポンサー企業でもあるサラヤさん主催の、糖質制限についての勉強会に参加させていただきました。サラヤさんは、血糖を上げない自然派甘味料(天然素材なのに、カロリーゼロで砂糖と同じ甘さを持つ調味料です)、ラカントSを作っておられる関係で、糖質制限についてのセミナーなどを行っておられます。そこで学んだことも加えながら、ちょっと長めの投稿をしてみるつもりです。

 

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ご質問をいただきました

先日、とあるシェフの方からご質問をいただきました。

その方は、シェフの知識や技術を生かしながら、病人食の勉強もされていて、地域のお年寄りが食べられる、体に優しいお食事の提供などもされています。

いただいたご質問は「普通の栄養学と、アスリートフードの違いについて、また糖質制限についてのお考えも聞かせてください」ということでした。

 

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市販の加工食品の栄養価

先日、こんな記事を見つけました。

「働く女性は、栄養、運動、睡眠が不足している」
「朝ごはん抜きで仕事に出かける、
残業で遅くまで働いて、帰りが遅い、
仕事が忙しくてランチの暇がない」

といった内容で、日本で働く20代、30代の女性はカロリー不足、栄養不足のまま、仕事に邁進し続けているケースが多く、痩せすぎの割合がとても高いそうです。そういった栄養失調状態の女性がそのままの状態で妊娠した場合、低出生体重児が生まれるリスクが高まるんですね。日本における低出生体重児の割合は、新興国と同じくらいの比率で、今や新生児の9%が低出生体重児というデータもあるとのこと。読み応えのある良記事ですので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。

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