親愛なるダーウィン様、バッタはどこからきたのでしょう

うちには時々、宗教の勧誘のおばさまが、ピンポーンとインターホンを鳴らして、お話に来ます。

「うちは誰も信心深い人はいませんが、私は一応、仏教だし、夫は一応、ユダヤ教。これ以上うちに宗教を増やす気はないので、うちに来ても無駄ですよ」とはっきりお伝えしているのですが、「わかりました。でも小谷さんとお話するのは、なんだかパワーをもらえて楽しいので、時々会いに来ていいかしら」と言うおばさま。

勧誘はしないでねという私の気持ちはわかっていただき、その後も時々会いに来られては、ちょっと立ち話程度のことはします。

 

そんな中で、そのおばさまが、「イエス様が人間や動物を作り、宇宙を作り・・・」といった話が載った本を「お嬢さんにどうぞ」と渡そうとしてきたので、「いやいやいやいやいやいや・・・・」と思わず遮ってしまった私。

 

「そういうお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家はジーザスよりも、ダーウィンを信じているんです。すいません」とお断りしました。

 

そう。進化論のあの、チャールズ・ダーウィンです。

その進化論の枠組みの外にいるのが、昆虫なんですってね。

爬虫類や両生類が地球を支配していた頃に、昆虫は今の姿とほとんど変わらない状態でいきなり姿を現したんだとか。昆虫の祖先というのが、いまいちわからない。だって、羽根を独立して持っているのは昆虫だけ。鳥の羽根は前足だったものが変化した形だから、昆虫の羽根とは成り立ちが違うんですね。

そのため、地球外生物がいきなりやってきたのではないかという説もあるほど。

 

今、1番メジャーな考え方としては、甲殻類(エビカニなど)が変化した形が昆虫なのではないかという説。

 

体の外が骨のように硬い殻状になっていて、その中に肉がある。

脊椎動物は骨が肉の内側ですから、逆の作りなんですね。

そして、昆虫の硬い殻は、カニやエビのキチンキトサン成分と同じ。

そんな共通点が多いから、甲殻類起源説が有力なんだそうです。

 

そして、私もこの、「昆虫=甲殻類起源説」を支持する気持ちが、今とても強くなっています。

 

昆虫の硬い殻を分析したとか、観察したとかではなく、食べたことで実感できたからです。

 

今月18日、19日にグランフロント大阪で開催された、ナレッジキャピタル大学校でお邪魔した、昆虫食ブース。この間の投稿にも書きましたが、価値観を変えてくれる体験になりました。

その同じブースで、コオロギパウダーのentomoの社長、松井さんとお話することができました。

この日はコオロギパウダーを盛り込んだコオロギパンも販売されていて、大人気。

 

さらには、メキシコでは500種類ほどの食べられる昆虫がいるそうで、メキシコで市販されている「味付けバッタ」を見せてもらいました。

こういうジャーに入っていて、ぽりぽりつまみながらビールを飲んだりするんだとか。

 

会場の関係で、その場での試食はできないですが、サンプルとして少し持って帰りますか?と、分けていただきました。(松井さん、ありがとうございます!)

体長は1〜2センチくらいの小さなバッタ。

これを天日干しして、メキシコ人好みの味付けにしてあるとのこと。

 

帰ってから、さっそく家族で試食会。

うちの家族、食への好奇心が旺盛で、ホンマに助かる・・・。

 

まずは小皿に盛ってみる。

 

お皿に盛った時の乾燥具合とかが、もうそのまんま干しエビ。

触った感じも干しエビ。

 

さあ、いきますわよ。

 

味付けが、まずはメキシカーン。

ちょっとスパイシーで、酸味もある味わい。これはビールが進みそう♡

食感はやはり、干しエビ。

匂いも全然気にならないし、カルシウム多そう〜な感じでポリポリいけました。

「これ、エビだよねー」と言いながら、家族みんなでポリポリ。

夫はお箸でつまんでみたり。

宮本武蔵か!

あ、宮本武蔵はハエでしたね。

 

あっという間に無くなりました。

普通においしいおいしい。って食べられました。

この干しエビ感、もしやお出汁などもとれるかしら?とか思ったり。

 

ちょっとしたおつまみに、子供のヘルシーおやつにもいい感じ。

(ちなみにentomoさん、この味付けバッタを作っているメキシコの会社の製品を日本でも販売するべく、現在動いておられるとのこと!)

 

昆虫は草を食べて生きるものが多いので、植物のビタミンやミネラルが体に多く含まれているんだそうです。そしてもちろんタンパク質も。

やっぱりアスリートにもいい食材だなぁ。

近い将来、アスリートの補食にバッタやイナゴ、なんてこともあるのかな。

 

カーリングのもぐもぐタイム。
「あ、日本チームは、イチゴとともにイナゴも出てきましたねぇ。字面は似ていても見た目は随分違います」というアナウンサーの声を妄想・・・。

 

 

そうそう。妄想している場合じゃない。大事なお話。

私が食べて「干しエビやんー」と実感したバッタですが、エビカニなどの甲殻類アレルギーを持つ方は、バッタなどでもアレルギー反応が出る可能性があります。十分ご注意くださいね。

 

このことからも、やはり昆虫=甲殻類起源説に1票!

 

親愛なるダーウィン様。いかがでしょう?

 

 

“親愛なるダーウィン様、バッタはどこからきたのでしょう” への6件の返信

  1. 出たぁ!!って、言うか待ってました!!(゚∀゚)真美子さんが昆虫を口にする画像(≧◇≦) で、旦那様がお箸で上品に食す!!( *´艸`) 絵になりますね(笑)日本でも販売してもらえるかもですね!!和風醤油味とか出ないかなぁ(;’∀’)
    なるほど!甲殻類!言われてみれば1番近いかもです!地球外生命体説も面白いです!!昆虫の起源って、謎めいているんですね!増々、好きになりました!!私も佃煮を…考え中です(;・∀・)

    1. 待っててくださったなんで、なかなかの希少なお方(笑)!
      ありがとうございます。
      日本での販売を真剣に目指しておられるようですよ。メキシコ風の味でもいいし、日本人好みの味にしてもいい、という両方向で考えておられるようです。醤油味の他にも、柚子胡椒味とか、照り焼き味とか、いろいろ良さそうですね。
      佃煮を食される機会がありましたら、ぜひレポートお願いします!

  2. うわぁ〜ん(汗)バッタそのものなんですね((((;゚Д゚)))))))
    でも、進化と言えば、水中では貝やエビ、陸上ではバッタやサソリになるのかも?
    昆虫って独自の進化を遂げた生命体なんでしょうね。
    生命の神秘と食の不思議…皆それぞれが命を繋ぐべく食べている。そんな事を考えると人間って一番雑食で残酷な生き物なのかしら?日々の糧に感謝して頂かないといけませんね。うむ〜( ˘ω˘ )

    1. すいませんーーー!そのものなんです〜。
      生物の進化って面白いですよね。似たような生き物が海にも陸にもいるんだと考えると、色々な生き方があるんだなぁと思います。
      人間は食物連鎖の最後にいる存在ですが、昆虫はその連鎖でいうと、人間の前の前くらいに存在していたと思うんです。昆虫→動物→人間みたいな感じで。家禽や養殖魚の餌としての昆虫の開発も進んでいるそうですので、これまでの位置はキープしつつ、人間の1つ手前の食物連鎖としても存在感を増していきそうですね。

  3. イナゴの佃煮といえば日本が誇る、昆虫食の代表格ですもんねー!

    「敬意を払います!!」だなんて、素晴らしいお言葉です。
    このところ昆虫食に関する投稿をいくつかしてきたことで、ゲテモノ扱いされたりすることもあり、うーむ、なかなかハードル高いなぁと思っていただけに、嬉しいコメントでした。ありがとうございます。

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