大和丸茄子をいただきました

数日前、番組を終えてスタジオから業務スペースに戻ると、いくつもの段ボール箱が積み重ねられているではありませんか。「真美子さん見て見て!」と声をかけてくれた、編成部スタッフの女性。
なんと、リスナーさんから茄子が届いたんだそうです。各番組DJやスタッフの皆様へと、茄子農家さんが送ってくれました。しかも、私の地元奈良の、大和野菜に認定されている「大和丸茄子」だったんです。箱を開けて「うわー、キレイ!」と歓声をあげてしまいました。

大和丸茄子の特徴の1つとして、ヘタの先が鋭く尖っていることあるそうです。新鮮な茄子ってヘタがトゲトゲしていますが、さらに力強い鋭さがあります。新鮮だったということもあり、それはもう「俺に触るとケガするぜ!」レベルの尖り具合(笑)


なんでも奈良時代にはすでに茄子が作られていて、高位の人への献上品として、茄子の漬物が届けられたことが、長屋王の家屋の跡地から出た木簡に記されていたのだとか。長屋王は、飛鳥時代から奈良時代にかけての皇族。歴史の時間に習った(はずの)、長屋王の変で自死してしまった人です。私には里中満智子さんの漫画「長屋王残照記」のイケメンイメージがつきまっておりますが(笑)。

余談ですが、奈良に住んでいると「あぁ、長屋王のお家があったとこねー。あの辺から色々出土したらしいね」なんてことが普通に語られます。1300年ほど前のセレブも、「あぁ、トムクルーズがトップガンの続編ができるってこと認めたらしいね」くらいのノリで語られる。それが奈良(笑)。
そういえば社会人になりたてのころ、初めて奈良を離れて一人暮らしを始めた時にお世話になった東北出身、歴史マニアのアナウンサーの先輩が、私がかつて平城宮跡でハンカチ落としをして遊んでいたとか話すと「お前、それってホントに贅沢なことなんだぞ!」と、半ば説教みたいな口調で羨ましがってました。

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それはさておき、茄子はかなり古くから食べられていた食材。その後、長茄子、米茄子など、流通する茄子の種類も増えました。

そんな中、大和野菜の大和丸茄子は、茄子界の箱入り娘。一般的な茄子が1株から150個ほど採れるのに対して、大和丸茄子は1株から30個くらいしか採れないんだとか。高級食材として、料亭やホテルなどにも出回っています。黒光りする美しさは「黒紫の宝石」という異名を持つほどなんだそうです(Wikipedia 参照)。

栄養価としてはものすごく突出して何かの栄養素が高い、というわけではありませんが、カリウムや、カルシウム、ビタミンAが高め。

さらには、ポリフェノールの一種で「ナスニン」と呼ばれるアントシアニンが含まれているのも茄子の特徴。あの茄子の紫色の素ですね。人間が紫外線に当たると、肌の色を黒くすることでダメージから細胞を守ろうとします。植物が紫外線から身を守るために作られた色素がアントシアニンです。
抗酸化作用が強いので、活性酸素が増えやすいアスリートにも嬉しい成分ですね。また健康が気になる方にとっては、アントシアニンには内臓脂肪を抑えて、血圧のコントロールもする働きがあるのではないかとされていますので、生活習慣病予防などにも役立ってくれそうです。

そして、いただいた大和丸茄子を丸ごと1個使って、今日はこんな一品を作ってみました。大和丸茄子の鶏そぼろあんかけ。持久力を高めてくれる鶏胸肉を使っています。本サイトのレシピから、作り方チェックしてくださいね。

ちなみに、形は京野菜の賀茂茄子と似ているのですが、色ツヤ食感などが全然違うのだ!ということで、大和野菜の丸茄子は、切り口が斜めになっているのだとか。

ホンマや!

切り口の斜めなところも、ヘタのトゲトゲもしっかり写っていますね

“大和丸茄子をいただきました” への3件の返信

    1. アスパラにアスパラギン酸があるように、ナスにはナスニン(笑)ネーミングって、以外と単純ですね。奈良は歴史とお寺と神社と鹿は超身近です。。。

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